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DX(デジタルトランスフォーメーション)

 現行の輸送環境は、中心拠点(ハブ)を置き、荷物を集約した上で、各拠点毎(スポーク)に仕分けて配送するハブ&スポークのシステムとして、大量輸送にはメリットがありましたが、一度ハブを経由するため移動距離が長くなるというデメリットがあります。

 そこで弊社運行管理システムにより、パケットのように細分化し、それぞれを適宜最適ルートに乗せて送り届け、AIを活用し空いている倉庫や車両を使用するオープンシェアリングでマッチングさせた共同配送、混載を視野に入れたデジタルプラットフォームを構築します。それらにより積載効率を向上させ、現状首都圏の積載平均40%とされていますが、これにより80%へ高めることを可能とします。また車両効率化に伴う車両台数の削減によりCO2を削減しSDGsを実現させ、更に車両効率化によるドライバー人材不足にも貢献できます。

 物流産業は労働力と結合度の高い産業という労働集約型でありましたが、今後は、旧弊な構造である大量生産・大量販売の集団共同作業という均質な労働競争による契約型労働や新卒一括採用、終身年功制などからは脱却しなければなりません。そして、新しい構造システム、少量生産、少量販売、多品種のジョブ型へと方向転換しなければならないと考えます。物流の在り方に於いても、ものづくりはカスタマイズ化が進み、製品も材料も小口高頻度な配送が要求され、小ロット対応の生産体制に変わって行くと予想されます。いつでも高品質で付加価値の高い生産により、複数の工場から複数の店舗への配送、さらに複雑な時間行程管理が要求されると考えます。

 戦略の本質として、物流に徹した独自システムを開発し、全登録会社のデジタルプラットフォームを構築し、大企業とは異なるポジションの領域で戦うことを定義致します。全運送事業者数6万2千社のうち50台以下の事業者数は5万8千社(94%)をターゲットとし、これら独自システムにおいて弊社が実行する差別化がもたらす相対的価格、または相対的コストの差別化をもって、価値創造活動を適合させたシステム全体としてのバリューチェーンの実現により、価値提案競争優位の強化、顧客満足度の向上、相対的コストの引き下げを実現させます。

 基本システムは、ネットワーク上の全車両に携帯端末を搭載し、センター側から配送支持を配信し、それらに基づいて配送ナビゲーションに沿って配送作業を行い、リアルタイムで各車両の動態管理や積載量の把握ができます。その積載量に合わせて、更なる配送荷量をマッチングアプリで求荷、混載させるAIと自動配車によるデジタルプラットフォームを構築します。

 弊社のコアコピタンスは自社のナレッジや事業規模を活用し、最も効率性・安全性・品質管理を改善させる物流に特化したソフトウエア開発であり、将来に向かって大胆かつ独自の明確なビジョンを構築し、社員を目標に向かわせ、強力なガバナンスを通じて業界全体を動かす方策であります。

株式会社メジャーサービスジャパン
代表取締役社長 井上俊彦

MSJのDX戦略